翠風講ニュースレター第9号 平成16年(2004)9月発行
目 次
〇 寄稿文集
1.平成十六年端息俳句・・・・・・・・・古川和子
2.禅とは何か・・・・・・・・・・・・・白川正信
3.生きていてこそ仏・・・・・・・・・・平井満夫
4.日々断片・・・・・・・・・・・・・・小松勝治
平成十六年喘息俳句 古川和子
翠風講の皆様、今年の連日の酷暑、みなさまお変りございませんか。老人になればだれしもが一つや二つの持病を持ち、自分の身体を宥めながら生きてゆくのが老人の暮らしでありましょう...
続きを読む禅とは何か 白川正信
五祖弘忍から六祖慧能に法が伝わる過程が劇的なので書きます。弘忍は門下生達に言います。「誰かに自分の禅法を継がせたいと思う。誰でもよい、己の悟った心境を偈で示せ。禅の本質を...
続きを読む生きていてこそ仏(ほとけ) 平井満夫
「宗教というものは学問とは違う。あんた自身はどう思うかというのが宗教だ。キリスト教ではこう説いています、仏教ではこう説明します、ということではないのだ。あんた自身の心にとってどう...
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