翠風講ニュースレター第5号 平成14年(2002)9月発行
目 次
〇 寄稿文集
1.風太郎さんの人生・・・・・・・・・・武田定子
2.「出羽路ほそ道」・・・・・・・・・・古川和子
3.日々断片・・・・・・・・・・・・・・小松勝治
4.忘れ得ぬ言葉・・・・・・・・・・・・星一二
5.等閑に集う・・・・・・・・・・・・・平井満夫
6.敦煌の旅(その三ー最終回)・・・・・小宮トミ子
7.「医者へのお願い」・・・・・・・・・金成彦一
出羽路ほそ道 古川和子
七月末、鶴岡の知人の招きで、思いがけなく山形県東田川郡櫛引町の黒川能、夏の薪能を観る機会に恵まれました。これはこの地方の春日神社に奉仕する農民による神事能です。その折、二十年前に...
続きを読む等閑(なおざり)に集う 平井満夫
ある時、余語翠巖老師が翠風講の集まりの御挨拶で、「こんな風にみんなが集まるのを等閑(なをざり)に集まるという。等閑(とうかん)に付すというと普通には{おろそかにする}とか(いい加...
続きを読む敦煌の旅(その三―最終回) 小宮トミ子
(昭和六十二年九月十一日―十六日 紀行文抜粋)余語老師様お誕生日を祝して十四日七時夕食老師様の九日のお誕生日をお祝いしてケーキや贈り物をしてお膳を囲む。食後大好き...
続きを読む「医者へのお願い」 金成彦一
(金成先生から原稿の代わりにということで表題の文章を託されました。人間、死際には徒な延命治療は御免蒙りたいところですが、そんな時にはこんな手紙を用意しておくと有効だと友人から貰っ...
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