翠風講ニュースレター第4号 平成14年(2002)1月発行
目 次
〇 寄稿文集
1.風太郎さんの人生・・・・・・・・・・田明田定子
2.龍の玉・・・・・・・・・・・・・・・古川和子
3.日々断片・・・・・・・・・・・・・・小松勝治
4.忘れ得ぬ言葉・・・・・・・・・・・・星一二
5.親鸞上人と道元禅師出会い・・・・・・平井満夫
6.敦煌の旅(その三 最終回)・・・・・小宮トミ子
7.医者へのお願い・・・・・・・・・・・金成彦一
風太郎さんの人生 武田定子
作家の山田風太郎さんが亡くなられたことを新聞で知り、もうこれから作品が出ないことを寂しく思う。あの名前も好きだし淡々とした語り口が好きだった。七十九歳と六ヶ月であった。私は、彼が...
続きを読む龍の玉 古川和子
十二月二十一日の翠巖忌に、今年もお山の墓前で法要が営まれました。早や五年目のご命日。毎年必ず快晴だった忌日と違い朝から雨、傘をさしての墓参となりました。老杉に沁みゆく時雨...
続きを読む忘れ得ぬ言葉 星 一二
冬になって寒い季節になってくるといつも思い出す言葉は、自分が坐禅を始めて間もない頃のことですが、自分は背を真っ直ぐに伸ばして坐っているつもりでしたが、坐禅中に警策を持って廻ってい...
続きを読む親鸞上人と道元禅師の出会い 平井満夫
かなり以前の事になるが、浅草のたしか報恩寺というお寺に、親鸞上人と道元禅師が並んで座っておられる二体の仏像が安置されているのを、NHKのテレビで見た覚えがある。親鸞上人が道元禅師...
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