翠風講ニュースレター第3号 平成13年(2001)9月発行
目 次
〇 寄稿文集
1.伝え続けてゆくこと ・・・・・・増田はるみ
2.白毫・・・・・・・・・・・・・・・・武田定子
3.五十五歳最後の夏に思うこと・・・・・白川正信
4.日々断片・・・・・・・・・・・・・・小松勝治
5.生きがいを求めて・・・・・・・・・・平井満夫
6.敦煌の旅(その二)・・・・・・・・・小宮トミ子
7.居眠りできないイタリアの列車・・・・大石くすみ
8.カナダ、バンクーバー紀行・・・・・・津田雄一
伝え続けてゆくこと 増田はるみ
群馬県渋川市近郊に在る最大山雙林寺は、子持山のゆったりとした山ふところに包まれた堂々とした古刹でした。山主様の御自坊である。今から半世紀も前に開創、現在まで五十一代の御住職によっ...
続きを読む白 毫 武田定子
色々と乱読していたら、次のような文章が目に留まったので、今回の投稿は、その引用で失礼します。……音波から電波へ、電波から光波へと、時間はかかったけれど(人類は)夢のような...
続きを読む55歳最後の夏に思うこと 白川正信
居合を始めて早や二十三年、平成十年に二十年目でやっと居合の何たるかが分かった。今、精神的にすごく充実した日々を送っている。昔はいろいろな有名な寺に行った。行けば何かが得られるなと...
続きを読む生甲斐を求めて 平井満夫
先日NHKのテレビで、定年を迎えた男達が、生甲斐を求めて近所の集まりに参加して、いろいろな活動を始める様子を見た。ボランティャをやる人、趣味に生き様とする人など様々である。仕事に...
続きを読む敦煌の旅(その二) 小宮トミ子
(昭和六十二年九月十一日―十六日 紀行文抜粋)この時から始まり、なんと十六国を経歴し北魏、西魏、北周、隋、唐五代、宗、西夏、元等十五朝を経て前後一千年余りに亘りおびただし...
続きを読む居眠りできないイタリアの列車 大石くすみ
暑いさなかの7月に、イタリアの庭園を見るためフィレンツェとーマに行ってきた。日本も暑かったがイタリアの庭は、陽が肌を刺すような感じがした。庭のひとつヴィラ・アルト・ブランディーニ...
続きを読むカナダ、ヴァンクーバー紀行 津田雄一
七月初め、以前八年程駐在していたカナダ太平洋岸のこの町を三年振りに訪れました。町は生き物と同じく、絶えず変化しているもので、ほとんど毎年訪れていても、その変わり様に驚くものですが...
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