翠風講ニュースレター第7号 平成15年(2003)9月発行
目 次
〇 寄稿文集
1.あずみ野・・・・・・・・・・・・・・風間昭明
2.秋海棠・・・・・・・・・・・・・・・古川和子
3.昇曙夢とその故郷・・・・・・・・・・大石くすみ
4.道元禅師と親鸞聖人における自力と他力・白川正信
5.そこに真実があれば・・・・・・・・・平井満夫
6.日々断片・・・・・・・・・・・・・・小松勝治
7.大地の子・・・・・・・・・・・・・・菊地豊
あずみ野 風間昭明
今年もあずみ野に行ってきた。ここ3年程は毎年である。今年は都合のよい事に車を持っている友人と行くことが出来て大変よかった。行く時期は決まっている。5月の上旬といってもゴールデンウ...
続きを読む秋海棠 古川和子
古希迎ふ北の都の花人に名所図になきみちのくの花一樹行く春や走り書きせる旅便り水色に濡れし夕空水芭蕉たましひは星よりもらひ草蛍いつしかに古希...
続きを読む昇曙夢とその故郷 大石くすみ
八月一日奄美大島へ行ってきた。国語研究会の研修に参加させてもらっての旅行である。奄美では、作家島尾敏雄や、画家田中一村などが有名で、西郷隆盛の寓居などもある。けれど今回の旅で、私...
続きを読む道元禅師と親鸞聖人における自力と他力 白川正信
若き日の道元を悩ませた疑問は『一切の衆生は皆法性をもち、天然自性身をもつという。それなのに何故に三世の諸仏は信行の志を起こして菩提を求める必要があったのか』ということであった。...
続きを読むそこに真実があれば 平井満夫
ウエルズの世界史概説の古代インドの記述を読むと、釈尊の教えは没後は無論のこと在世中でも様々に誤り伝えられたとある。なにしろ殆ど文字がなく、全てが口コミで伝えられた時代である。さも...
続きを読む大地の子 菊地豊
長年の夢が叶い今年の5月にモロッコに旅行しました。折りしもサーズが中国で蔓延している時でしたのでカサブランカ空港では入国に手間取りいらいらしましたが何とか無事ホテルにたど...
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