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寄稿文集 平井満夫
仏誕生 お釈迦さまは仏教を説かれた、キリストはキリスト教を説かれた 平井 満夫

  大雄山最乗寺の本堂に参拝しようと正面の階段を上がって行くと、本堂の左右の柱に掛けられた縦長の大きな木札が目に入る。 元山主独住第十八世余語翠巌老師が大書された「仏誕生」と題する大智禅師の偈頌(げじゅ)である。老師が亡 […]

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お知らせ
曹洞宗の古刹である蕃松院は田口城跡の麓にあります。大雄山最乗寺の新しい山主の菩提寺です。

曹洞宗の古刹である蕃松院ばんしょういんは、田口城跡の麓にあります。新しく小田原の大雄山最乗寺の山主になられた増田友厚老師の菩提寺です。このお寺には、武田信玄・勝頼に仕えた後、徳川家康の支援のもと佐久地方の平定を目指してい […]

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寄稿文集 平井満夫
悟るとは一体どういうことであろうか。迷うとはどういうことであろうか|迷中又迷

寄稿文「迷中又迷」 平井 満夫 東京世田谷区上野毛の五島美術館に愛染明王の像が展示されている。平安末期の仏師運慶の作で、眼を大きく見開き髪の毛を逆立てた憤怒の形相をした迫力のある像である。その解説によると愛染明王とは愛欲 […]

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寄稿文集 平井満夫
ガンダーラの釈迦像に魅せられて 平井満夫|翠風講ニュースレター第17号

ガンダーラの釈迦像に見せられて 平井満夫 お釈迦様は本当のところどんなお姿をしておられたのであろうか。仏壇の奥に鎮座まします菩薩の様なお姿ではなくて、もっと人間的なお姿を見てみたい。そんな願望を持つのはあながち私のみでは […]

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寄稿文集 平井満夫
安心のおもむき 平井満夫|翠風講ニュースレター第20号 平成22年(2010)1月発行

安心のおもむき 平井満夫 我々仏教徒が求める究極の安心(あんじん)とはどの様なものであろうか。余語翠巌老師の御著書の中にこんなくだりがある。 『辯道ということは、何かを、何かにつぎ足して行くことではない。一切を放下する風 […]

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寄稿文集 平井満夫
ウエルズの仏教観 平井満夫|翠風講ニュースレター第18号 平成21年(2009)1月発行

ウエルズの仏教観 平井満夫 H.G.ウエルズ[H.G.Wells(1866-1946)]と言えば英国の著名な歴史家で、その著書「世界史大系」(The Outline of History)はその代表作であるが、最近はあま […]

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寄稿文集(その他)
2度目のブータン旅行|ブータンに魅せられて 菊地豊|翠風講ニュースレター第26号 平成25年(2013)1月発行

寄稿文 ブータンに魅せられて 菊地豊 平成22年(2010)10月2度目のブータンへ小松さん、大石さんと旅行しました。平成22年1月に訪れた時は未知の国へ訪れる不安と期待でかなり緊張しましたが二度目はふるさとに帰ったよう […]

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禅の道 藤田彦三郎
仏法を行ずるに品を選ぶべきにあらず|禅の道 藤田彦三郎|翠風だより 第171号 昭和48年(1973)5月発行

仏法を行ずるに品を選ぶべきにあらず|禅の道 藤田彦三郎 手足あり。合唱行歩にかけたる事あるべからず。仏法を行ずるに品を選ぶべきにあらず。人界の生は皆是れ器量なり。余の畜生等の性にては叶ふべからず。学道の人はただ明日を期す […]

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