2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 利己心と利他心 平井 満夫 なんということだろう、この世界の変わり方は。言うまでもなく、この新型コロナウイルス感染禍のことである。こんな変わり様は私の経験では昭和二十年(1945年)八月十五日の日本敗戦以来のことだ。あの時私は中学一年生だったか […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-28 yutaka ニュースレター ひろやかないとなみ 余語 翠巌 武蔵野は今、春から夏への移り変りの中に静かに暮れようとしている。新緑のやわらかい息吹きが微風にゆれて彼の散策の行方に喜び迎える表情を示している。絣着の彼は、ゆっくりと歩を運びながら、浄水場の塔の門を入り、せまい塔の階 […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 日々断片(その四十一) 小松 勝治 ▼『多焦点レンズの記』その一 新型肺炎のまっただ中令和二年三月二十七日(金)午後八時執刀で白内障の手術を受けた。術後七十七時間・三日と五時間経過で裸眼でよく見える。この原稿は裸眼で目から20㎝ほど離した携帯で […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター コロナ後の世界 菊地 豊 今年は、新型コロナの影響で新春総参拝が中止になりました。現在も新型コロナ渦の拡大で外出を控えています。新型コロナのパンデミックがいつ終息するのか先が見えない今日この頃ですが、歴史から見てみると新型コロナ渦はいつか終息に向 […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 人間釈迦 平井満夫 戦後間もない頃「人間天皇」という言葉が流行語の一つになった時期があった。戦前、戦中に現人神(あらひとがみ)とされた昭和天皇が新憲法下で象徴天皇となられた頃のことだ。同じ様に釈迦にも「人間釈迦」という目線があってもよいので […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-28 yutaka ニュースレター 介護予防講座の体操 関根章雄 人は生きるために食べるのであって、食べるために生きるのではない。これは誰でもが知っている喩えであるが、最近、私は介護予防の体操をやっていて知ったことは、「人は生きるために健康体操をやっているのであるが、健康体操をするため […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 日々好日 菊地豊 昨年の12月愛知県春日井市に引っ越してきました。老後はのんびりと田舎で暮らしたいと思っていたので古希を迎えるにあたり思い切って家内と二人で引っ越してきました。当面三分の一は東京で生活しなければなりませんが、新鮮な空気と緑 […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 万法(まんぼう)に証せらるる 平井満夫 かねてから一度は行ってみたいと思っていた吉野山を訪れてみた。昨年十一月のことである。大阪天王寺から近鉄吉野線の特急に乗ると約1時間半で終点の吉野に着く。辺りは山に囲まれて紅葉が美しい。幸い雲一つ無い好天気である。ロープウ […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-28 yutaka ニュースレター 府中刑務所文化祭顛末記 関根章雄 十一月三日、今まで地元にいながら一度も見学したことのない府中刑務所の見学会に家内と二人で出かけた。今年で三十六回になる府中刑務所文化祭。午前十時開門の二十分ほど前に到着したが、もうすでに五百人以上の人が並んでいる始末。開 […]
2020-10-28 / 最終更新日時 : 2020-10-29 yutaka ニュースレター 願心があれば 平井満夫 去る六月初旬翠風講の旅行会で、山田富三老師を伊豆の天桂寺にお訪ねした折り、老師は我々に、ご自分の人生の来し方を振り返って、その転機となった節々で余語翠巌老師に導かれたというお話を、よどみない口調で語られた。私にとって特に […]