秋の声 古川和子

接心や朝ひぐらしの深山寺
露けさの渓の声聴く道元忌
飾りもの身より外して月の夜坐
回廊の月に招かれ受戒せり
露の身や持病はじまる日を宥む
秋気満つ欅古木に身を任せ
ひたすらに気功養生竹の春
白髭の気功老師に小鳥くる
照紅葉気功の友の寿  (寿 いのちなが)
一塔の風鐸よりの秋の声

(昔日の接心の頃と、昨秋はじめた公園での太極拳や気功などを主題に詠みました。古川和子)