日々断片(その三十六)

2017(平成29年)1月から12月までの記』

▼一月。不覚の寝正月。年末年始に風邪をひき休診明けの医院に駆け込みドクターストップで八日間外出禁止二階の寝室にこもり上げ膳据膳の閉門蟄居、遠来の孫を一日早く返してかわいそうなことをした。このことは前35号に書いた、今年は八十路目前の初詣、長年続いた未明のお参りは卒業して寒気が緩んだお昼時にした。月末に山形新幹線で豪雪の新庄を経て墓参帰省。▼二月。一月の体調を勘案してしばらく続けていた永平寺東京別院渋谷長谷寺の報恩摂心はお休みにして下旬から始まる秩父先達会主催の巡礼に、かって秩父の源蔵寺をご案内頂いた武田さんたちと参加。今年の参加は百名弱。酒等もあり。寒気の中のロウバイ・梅・福寿草・万作・さんしゅうの花などを観ながらの里山歩きは格別です。今は亡き登山家田部井さんが云っていたように山里を一日歩くとその元気は一か月持つというのは体験的に認めます。

▼三月。秩父三十四観音巡礼結願。翆風講新春総参拝参加。▼四月。駒澤大学聴講手続き後、火曜日一限、角田先生の坐禅を、三限須山先生の漢詩作法、土曜日四限西澤先生の仏教特講Ⅳをそれぞれ聴講。角田先生の坐禅では四十年間解けなかったことが解けたり、大衆の偉人力は寺の僧堂でなくても百名の青年男女が坐っている大学の坐禅堂でも正師にめぐりあえば具現する。▼五月。昨年に引き続き江戸三十三観音の巡礼開始五、六、七月の月曜日七回で結願する。翆風講ニュースレター三十五号の原稿を平井さんに送る。▼六月。江戸三十三観音の巡礼。駒澤短期大学OBOG勉強会第二次参ヶ年計画を四、五、六月に考えて二〇二〇年までの三ヶ年計画策定、戸越銀座の星薬科大学前の渡一工業の応接室を教場にして2020年3月までの中期計画完了。

▼七月。江戸三十三観音の巡礼結願。大学聴講夏休み。中国の勉強。勉強熱心な二十歳の青年O君と須山先生と三人で中華街同發本館で暑気払い。O君によれば故郷上海と横浜市は姉妹都市で中華街は建物もよく似ているとのこと。彼はまだ進路を決めていなくて、2020年の世界情勢によりニューヨークか上海か日本で就職するとのこと、若いのにしっかりしていると感心するばかり。▼八月。講元さんに鎮火祭幹事を願いでて了解を得る。夏期禅学会、十九、二十、二十一日参加。▼九月。駒澤短期大学勉強会、戸越銀座。前講元ニュースレター三十五号発行。▼十月。ニュースレター三十六号の執筆にとりかかる。▼十一月。二十七日鎮火祭、思うところが有り今年まで三年参加結願。▼十二月。一日から八日、永平寺東京別院渋谷長谷寺の臘発摂心参加、二十一日翆巌忌墓参、平成九年以来二十年お参り出来るありがたさを体感。

(平成三十年七草粥の朝しるす)