参禅体験 川口孝夫

昨年来、最乗寺のお坊さんに、仏国寺(原田湛玄老師)の摂心を体験するといいですよと勧められておりました。年齢的にも後がないと思い、参加させて頂くことになりました。

摂心日課表

午前 三時五十分  振鈴

四時     体操

四時三十分  坐禅1炷

五時十分   朝課

五時五十分  坐禅、独参

六時三十分  粥座、隋坐

八時     行梅茶、坐禅三炷、提唱

十一時三十分 斎座、隋坐

午後  一時三十分  行茶、坐禅三炷、独参

四時     晩課

四時三十分  薬石、隋坐、

六時二十分  坐禅三炷、独参

八時五十分  四弘誓願

九時     開枕

一日十三炷、八日間の日程でした。

独参で老師は、「本来の自己に会うために坐るのですよ」と言われ、「仏道をならうというは自己をならうなり、自己をならうというは自己を忘るるなり」ということが、本来の自己に会うということなのだと気付かせて頂きました。

それから老師に、「目前のことをただあるがままに、自分の働きをやめさえすれば、後は法の働きだけとうなずける様になります。焦らずに坐禅をすることです」と言われることにうなずく毎日でした。まだ糸口をみつけさせて頂いたに過ぎませんが、充実した八日間を送ることができ、このご縁に深く感謝を致し福井を後にしました。