仏教

寄稿文集 平井満夫
仏誕生 お釈迦さまは仏教を説かれた、キリストはキリスト教を説かれた 平井 満夫

  大雄山最乗寺の本堂に参拝しようと正面の階段を上がって行くと、本堂の左右の柱に掛けられた縦長の大きな木札が目に入る。 元山主独住第十八世余語翠巌老師が大書された「仏誕生」と題する大智禅師の偈頌(げじゅ)である。老師が亡 […]

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寄稿文集 平井満夫
なんとはなしにお山へ|日曜参禅会から発した全国区の講|翠風講は昭和58年に結成されました。

前講元平井満夫さんが2009年大雄山の雑誌「大雄」に投稿した記事です。 なんとはなしにお山ヘ 日曜参禅会から発した全国区の講 今回は, 前号「道了尊と私」でご紹介した平井満夫氏が講元を務める翠風講である。講の総会にお邪魔 […]

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寄稿文集 平井満夫
悟るとは一体どういうことであろうか。迷うとはどういうことであろうか|迷中又迷

寄稿文「迷中又迷」 平井 満夫 東京世田谷区上野毛の五島美術館に愛染明王の像が展示されている。平安末期の仏師運慶の作で、眼を大きく見開き髪の毛を逆立てた憤怒の形相をした迫力のある像である。その解説によると愛染明王とは愛欲 […]

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御垂示 余語翠巖
笑うも泣くもみな人生のかざり 余語翠巌|翠風講ニュースレター 第16号

御垂示 笑うも泣くもみな人生のかざり 余語翠巌 私は愛知県の奥の鳳来山という山の裏にあるお寺の生まれですが、五つのときに住職の父親に死なれました。ところが昔のことで、寺におられぬことになり、母親と一緒にあっさり放り出され […]

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寄稿文集 平井満夫
天地いっぱいのいのちを生きる 平井満夫|翠風講ニュースレター第42号

天地いっぱいのいのちを生きる 平井満夫 昨年の夏は殊の外暑かった。それにコロナ禍で外出自粛。そんな中で私は出来るだけ自宅の近くを散歩することで気分転換をはかった。自宅のある横浜の西の郊外は起伏の多い所である。谷あり丘あり […]

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寄稿文集 平井満夫
ガンダーラの釈迦像に魅せられて 平井満夫|翠風講ニュースレター第17号

ガンダーラの釈迦像に見せられて 平井満夫 お釈迦様は本当のところどんなお姿をしておられたのであろうか。仏壇の奥に鎮座まします菩薩の様なお姿ではなくて、もっと人間的なお姿を見てみたい。そんな願望を持つのはあながち私のみでは […]

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寄稿文集(その他)
ブータンに旅して 菊地豊|翠風講ニュースレター第20号

ブータンに旅して 菊地豊 2010年1月8日よりヒマラヤの小国ブータンに旅行する機会に恵まれました。ブータンは中国とインドの間に位置しているため両大国からの小国に対する脅威を感じ、長年鎖国政策を取ってきました。1950年 […]

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寄稿文集 平井満夫
ウエルズの仏教観 平井満夫|翠風講ニュースレター第18号 平成21年(2009)1月発行

ウエルズの仏教観 平井満夫 H.G.ウエルズ[H.G.Wells(1866-1946)]と言えば英国の著名な歴史家で、その著書「世界史大系」(The Outline of History)はその代表作であるが、最近はあま […]

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