日々断片 愚勝道

当時得度前の横浜のMさん宅に翠風講の男性講員が七,八人集まって飲んだ、すでにお店で飲んできていたの、ほとんどの人が出来上がっていた。話が弾み全員一泊した。

翌朝食材は米・味噌・わかめ・卵と。食器は茶碗とお椀各一個。御飯は炊飯器ですでに炊きあがっている。わかめの味噌汁とオムレツか生卵で一組の茶碗とお椀を全員が順番に使って朝食を済まして、Mさん宅から出社する人と自宅に帰る人に別れてMさん宅を辞した。

ただそれだけの話である。物が満ちあふれている時代に茶碗が一個だけ有り、その茶碗を七,八人が共有したと言う話はあまり聞いた事が無い。後々この話は七,八人の語り草になり、今でも心楽しい思い出の一つである。